南米ボリビアのエケコ人形が恋愛成就・結婚まで導いてくれました
はなさんから、エケコ人形に関する「私のスピリチュアル体験談」を投稿いただきましたのでご紹介させていただきます。
はなさんはバイト先で一緒の女の子からエケコ人形をプレゼントされました。エケコ人形は南米ボリビアでおまじないに使われる人形です。はなさんは南米が好きなのを同僚には言っていなかったにピッタリなものを贈られたことに驚きつつも、さっそくエケコ人形のおまじないをしてみることにしました。
バイト先の女の子からもらったプレゼント
エケコ人形を不意に差し出されたとき、これはもう、自分はダメな人間なのだなとはっきり言われた気がしました。
私にそれをくれたのは、バイト先で仲良くなった同い年の女の子です。
ちょっと「変な子」の私とも仲良くしてくれる、とても優しい女の子でした。
有期のバイトでしたので、それぞれ契約が終わり、もう会うこともないだろうというときに、その子は私に「はなちゃんにはこういうのが似合うと思って」と言ってエケコ人形をくれたのでした。
私は昔から、海外旅行に興味がありました。
特に中南米が好きで、本や音楽、雑貨やアクセサリーなど、それらしいものを好んで身につけていました。
自分ではおかしいとは思わないし、最近ではそうしたテイストのものを好きな人も増えてきたので、悩んでいるわけではないのですが、バイト先で話しただけの女の子にそれを指摘されるのは、ちょっとしたショックでした。
というのは、バイト先は普通のオフィスで、私はそこではシャツにスカート、黒い革靴と自分なりの普通の格好をしていたつもりだったのです。
かばんだって黒だし、目立つところはないと考えていました。
その女の子に特別中南米の話をしたわけでもありません。
しかしその子はにっこりと笑い、「この人が、はなちゃんに彼氏を連れてきてくれるから」と、やや断言的な口調で言って去っていきました。
自分から何が「漏れた」のだろうと、不安になるほどのはっきりとした口ぶりでした。
エケコ人形とは
もちろん私はエケコ人形のことも知っていました。
ボリビアの民間信仰の神様で、俗っぽいのがエケコ人形の特徴です。
かわいくもない普通のおっさんの人形が、家やドル紙幣、車や家畜など、あらゆる俗世の欲望を背負い、毛糸の帽子をかぶっているのです。
エケコ人形は願い事をかなえてくれると信じられていて、現地の人は火曜日の夜にたばこを一本くわえさせてやるのだそうです。
そのために、人形の口はぽっかり開いているという念の入れようなのです。
私はたばこを吸いませんから、雑貨屋に寄ってお香を一束買いました。
火曜日の夜、お香を一本取って火をつけ、エケコ人形の口に差し込んで「彼氏ができますように」と言いました。
バイト先で、私は彼女と恋愛の話をよくしていました。
彼氏はずっといなかったし、趣味の話をするほどでもなかったので、恋愛トークはちょうどいいテーマだったのです。
そのことを気にかけてくれたようなので、私は素直に彼氏ができるようにとそのおっさん人形に祈りました。
新しい職場での出会い
それからしばらくして、私は別のバイト先で働き始めました。
次は長期契約のバイトで、工場でペットボトルのキャップを検査するというものです。
作業の間は人と話すこともなく、前の職場が懐かしく感じられました。
往復は駅からバスの送迎を利用します。
作業中には全く喋れなかったためなのか、
なりました。彼は私より年上で、転職の間のつなぎのつもりで働いていると言いました。
以前も工場勤務だったそうで、ブラジル人との会話が多少できるということでした。
ペットボトルの工場にも、ブラジル人がたくさんいます。
私は、彼らと話すことができるのがうらやましいと伝えました。
するとその男性はちょっと驚いた様子で、「興味あるの」と私に尋ねてくれました。
それまで、中南米が好きということをわかってくれる人はあまりいませんでした。
変だ、やめろというわけではありません。
ただ、誰も興味がないのです。
彼とはブラジルのことをきっかけにして、普通に南米のことを話せるようになりました。
最初に二人で食事をしたのはブラジル料理のお店です。
特別にデートというわけではなくて、二人とも他に行く人がいないから、といった感じでもありました。
自分を変えずに結婚できた
私たちは結婚しましたが、今でもそんな気持ちは残っています。
メキシコ料理の店に行くのも、ラテンフェスタに出かけるのも、二人ともただ好きだから一緒に行くという感じです。
彼氏ができるとすれば、自分が変わるときだとずっと信じて生きてきました。
自分が隙なのは中南米でも、彼氏となる人と話すときはアメリカとかヨーロッパとか、もっといえば旅行ではなく、料理だとかコスメだとか、そうした話をしなければいけないのだと考えていました。
それがこんなに素のままで付き合える人と出会えるなんて、ちょっと不思議なくらいです。
エケコ人形のおかげのようで、未だにエケコ人形には火曜日のお香を上げ続けています。
その後、彼氏となった人と、エケコ人形をくれた友達と三人出会うことがありました。
その子は何もかも知っていたようなすました顔で、「これがはなちゃんの運命だったんやね」と言いました。
ちょっと怖くなるような勘のよさでした。
私と彼の新婚旅行は、エケコ人形のふるさとに近いペルーでした。
ボリビアには足を伸ばせなかったことが残念ですが、エケコ人形にまた祈っていればいずれかなうような気がしています。
はなさん(32歳 女性 大阪府)からいただいたスピリチュアル体験談でした。
ご投稿ありがとうございました。
はなさんはエケコ人形をもらって、彼氏ができるようにお願いします。
そして新しいバイト先の男性と知り合い、自然に交際が進んでいきついには結婚。
南米が好きなはなさんは、男性と付き合う時には自分の趣味を隠さなければと思っていましたが、相手の男性も趣味が近くて自分を変えずに付き合うことができました。
まさに相性がピッタリの男性だったんですね♪
なかなかこれほど相性の良い異性と出会うのは難しいもの、エケコ人形が導いてくれたのかもしれませんね。
エケコ人形はボリビアで作られているおじさんの人形で、欲しいもののミニチュアを人形に持たせるとそれが手に入ると言われています。
またエケコ人形はペルーで作られていることもあるようなので、もしかしたらはなさんはすでにエケコ人形の地に訪れているかもしれませんね。
他にもエケコ人形に関する体験談は以下に。
[記事公開日]2016/10/26[最終更新日]2016/10/26
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