幼馴染の告白は断ってしまったけど・・効果絶大すぎた亀岡文殊の縁結び
芋の助さんから、亀岡文殊の縁結びに関する「私のスピリチュアル体験談」を投稿いただきましたのでご紹介させていただきます。
中学生の頃です。
その年高校受験を控えた私は、日本三大文殊の一つと言われている、山形県南部の高畠町にある、通称「亀岡文殊」に家族と初詣に行きました。
この辺りでは、受験の神様として有名で、県内だけでなく、隣県からも参拝客が訪れます。
そんなに広くはない境内ですが、お正月の初詣スポットらしく賑わっていました。
本堂で真面目に参拝しながらも、実はこの時の私には、もう一つ目的がありました。
縁結びのお願いです。
ここ亀岡文殊堂の境内には、縁結びに効果があると言われている観音堂があるのです。
小学生のころの幼なじみ
私が小学校2、3年生の頃、同じクラスに仲の良い男の子がいました。
けれど、私の転校で、彼とは別れることに。
その後は、年に一度、中学生になってからも、年賀状のやり取りで簡単な近況を書く程度の関係になっていました。
そして、この冬の彼からの年賀状には、同じ高校に入れたらいいねと書かれていました。
その一文のせいなのでしょうか。
ロマンチストな中学生は、もう何年も会っておらず、顔もぼんやりとしか思い出せない彼に対して、縁があればいいのに、と思ったのです。
恋だったかは分かりません。
高校へ進学・・・すると
そしてその年の春、私は第一志望だった高校に入学しました。
すると、なんと彼も同じ高校の生徒になっていました。
数年ぶりに会った彼は、正直言って、私の好みのタイプではありませんでした。
しかし、意識していたのは私だけだろうと思い、廊下で会っても、私は「幼なじみにすぎない○○君」に対する態度でしか接していなかったはずです。
ところが、どうやら彼にとっては、そうではなかったようでした。
ある秋の日、下駄箱の中に、手紙が入っていました。
いわゆるお呼び出しの内容です。
私は、彼の指定する場所へ向かいました。
もちろん、告白されたら断るつもりでした。
想像していた通り、彼から告白され、付き合ってほしいと言われました。
けれど私は、好きな人がいるからとの理由で、断りました。
残念そうに肩を落とす彼に、私はごめんねと言うと、振り返らずにその場から離れました。
その後も、時折廊下ですれ違ったりしましたが、軽く会釈する程度で、私たちの間には、少しずつ距離ができていきました。
そして、残りの高校生活の半分以上は、受験勉強に没頭せざるを得ないような状況で、次第に恋愛とは無縁の生活になっていきました。
ガリガリの受験勉強生活から解放されたのは、春。
大学へ
私は、県内の大学に入学しました。
同じ高校からの知り合いも多かったため、入学早々から、仲間内で集まる機会が設けられました。
私もその集まりに行くと、なんと、彼もいるではありませんか。
彼が、相変わらず私を気に入ってくれているようなのは、雰囲気で分かりました。
けれど、私はといえば、彼に対する恋愛感情は相変わらず持てず、ただ気まずいばかり。
それ以降も、何度かそのような集まりがありましたが、みんなも新生活が楽しく、また忙しくなり出すにつれ、次第にそんな機会もなくなっていきました。
また、彼とは在籍する学部も違っていたので、会うこともなくなっていきました。
私は今でも、中学生の時に、観音堂の観音様にお願いしたから、彼との縁が結ばれたのではないかと思っています。
ですから、もしも告白された時に私がイエスと言っていたらどうなっていたのだろうか、と、今さらしても仕方がないような想像をしてみたりします。
芋の助さん(45歳 女性 山形県)からいただいたスピリチュアル体験談でした。
ご投稿ありがとうございました。
今回登場した山形県の亀岡文殊は奈良県桜井市の安倍文殊院、京都府宮津市の智恩寺とともに、日本三文殊の一つに数えられています。
文殊とは文殊菩薩のことで知恵を司ると言われており、亀岡文殊には受験の合格祈願で訪れる方が多いとか。
亀岡文殊堂の隣にある観音堂には阿弥陀如来、脇には正観音十一面、如意輪・馬頭観音など33体の観音像が安置されており、縁結びの観音様として信仰されています。
芋の助さんはこちらの観音堂で転校で別れてしまった幼馴染との縁結びをお願いしたんですね。
結局は芋の助さんの気持ちの変化もあり、結ばれることはありませんでしたが、高校、大学とその結びつきは強かったようですね。
もし今気になってる人がいる方は亀岡文殊の観音堂にお参りしてみるとよいかもしれませんね。
きっと強い縁を結んでくださるでしょう。
[記事公開日]2016/02/03[最終更新日]2016/02/03
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